研究内容
人間の認知やコミュニケーションについて知ることで人間理解が深まりますが、 まだ知られていないことも多くあります。 本研究室では、計算機を用いた分析・モデル化・システム化等を通じて、 対話をはじめとした人間の諸活動を理解することを目指します。 特に人間同士の対話に見られる言語的・非言語的な特徴の分析や、 人と対話する人工知能システムの構築、 ネット上での情報流通の分析と改善などのテーマに取り組んでいます。
研究に関する情報: https://researchmap.jp/inoue
研究室紹介
卒業研修では、研修を進める上で必要となるプログラミングや人工知能技術、テキストや映像などのメディア処理の方法について 演習形式で学びます。セミナーを通じて、研究で必要となる情報収集方法や、論文の読み方、データの扱い方を身につけます。 各自が研究テーマを設定し、データの分析結果や開発したシステムの評価結果などについてまとめていく中で、知的な作業やコミュニケーションの力を養います。
井上 雅史 准教授
担当科目:データベース、統計学、プログラミング実践、(大学院)インタラクション工学特論
学歴:国際基督教大学、奈良先端科学技術大学院大学
学位:博士(理学)(奈良先端科学技術大学院大学、2004年)
おもな職歴:国立情報学研究所 助教、山形大学 助教
研究分野:知能情報学、認知科学
学生への一言
本研究室では、人間活動に関する大規模なマルチメディアデータ (映像・音声・画像・テキスト)を収集したり、利用したりする機会があります。 データの処理には手間がかかりますが、 そこから気づきが得られれば、大変面白くなります。 対話システムや検索システムなどを作り上げる際に、 自分なりの工夫をうまく取り入れることができると、楽しくなると思います。 研究活動を通じて、これまでの講義や演習とは異なる 知的体験をしていただきたいと思います。
井上研究室ウェブサイト
ウェブサイト (研究室) (個人) (ResearchGate) で、より詳しい情報を公開しています。