研究室

袁 巧微 教授

通信コース:袁研究室

Prof.Yuen

研究内容

近年、携帯電話や、テレビ放送、自動運転に欠かせない車衝突防止、ワイヤレス送電など、電磁波が幅広い分野に応用されています。本研究室では電磁波を軸にし、通信及びエネルギー伝送用アンテナの最適設計手法、高効率な通信及びワイヤレス送電システムに関する研究を主に行っています。また、モノづくり体験として、電磁波の “力” を借りて、プラレール・ミニ四駆・ドローン・水中モータなど電池なしで走行できるシステムの設計もできます。
研究に関する情報: https://researchmap.jp/qiaowei

研究室紹介

本研究室は理論と実験の学習と体験ができる環境を整えており、基礎知識の定着と応用ができることを目標としています。また実験・研究を行うことで、問題発見と問題解決能力が養えます。一例としては、電磁界解析ソフトを使って身近なアンテナの放射特性を解析し、学習した電磁波の振る舞いをさらに深く理解してもらいます。そして、ワイヤレス給電用アンテナの設計試作を行い、ミニ四駆のような遊具に使用できる無電池システムの設計を行い、特性を評価してもらいます。研究室にはプログラミング・数値解析・最適アルゴリズムから電気回路・アンテナ設計試作まで様々なテーマがあり、4年次は自分に適する卒研テーマを選び、目標と実行スケジュールを設計し、研究活動を通して知識と応用能力を伸ばしていきます。

袁 巧微 教授

担当科目:電気回路I、電気回路III、電波工学、情報通信工学実験Ⅲ、(大学院)電磁波工学特論
学歴:中国西安電子科技大学、東北大学特別研究学生
学位:博士(工学)(中国西安電子科技大学、1997年)
おもな職歴:株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所、大井電気株式会社、インテリジェントコスモス研究所研究員、東京農工大学 特任准教授、仙台高等専門学校 教授
研究分野:電磁波工学

学生への一言

●電波の力で電波のように世の中に役に立ってください!
●地道の努力で必ず自分の得意分野を見つける! (1.01の 365乗 = ?  0.99の 365乗 = ? )
●未知への挑戦は実力アップ!
教育の過程は「教える」と「学ぶ」のチームワークです。教師の財産は知識と経験です。学生の財産は時間、好奇心と行動力です。良い教育チームを皆の力でつくりましょう。

袁研究室ウェブサイト

研究室のウェブサイトで、より詳しい情報を公開しています。

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