東北工業大学 工学部情報通信工学科 中川研究室

大学院

通信工学専攻
環境通信工学部門
中川朋子研究室

習うばかりでは飽き足らず、
その内容を生み出す側に立ちたいと思っている方、
もしも事情が許すなら
大学院への進学をお考えください。




中川研究室は、太陽風の研究を中心とする日本でも数少ない研究室のひとつです。 宇宙科学研究所(宇宙航空研究開発機構)との緊密な共同関係によって、 科学衛星による宇宙空間の観測研究を行っています。

ジオスペース探査衛星「あらせ」の電場観測データ解析や 月探査衛星「かぐや」による月と太陽風の相互作用の研究、 「ジオテイル」衛星による磁場変動の調査や 火星探査機「のぞみ」観測による惑星間空間磁場構造の解析、 さらにコンピュータシミュレーションによる月と太陽風の相互作用の解明など、 ユニークな研究を行っているほか、 計画中の水星ミッションのチームにも参画しています。

人工衛星の運用



それと同時に、ELFと呼ばれる周波数帯の地磁気の変動の観測と研究も行っています。 野外活動の好きな方はぜひどうぞ。



通信工学専攻の
大学院教育

通信工学専攻の大学院生は、講義24単位(前期tと後期で計12科目)および 特別課題研修(研究室のセミナー、自分の研究、修士論文)6単位を 履修します。

講義を受けながら自分の研究をするのはなかなかたいへんです。 特に後半は忙しくなってくるので、 1年の前期になるべくたくさんの講義をとる院生が多いようです。


通信工学専攻
修士論文一覧


中川研
修士論文一覧


中川研の大学院生活

実験、観測、理論、計算などさまざまな手法を駆使して 自分の研究を行うことになりますが、 それに関連する論文を読んだり、学会で発表したり、 論文を執筆したりという活動も必要になります。

未知のことを究明していくので、 このとおりやればよいという方法が決まっているわけではなく、 異なる分野の勉強や、自分のアイディアで きりひらいていくことが必要です。
そのため、当研究室では特に 自由に耐えられる強さ を持った方を募集します。

通例1年目の秋か2年目の春に学会デビューしています。 2年目にはちょっとした国際シンポジウム等での発表もしています。

通信工学専攻では、一度は必ず「大学院研究発表会」で発表するという約束になっています。

院生の学会発表

大学院研究発表会
第1回大学院研究発表会

修論審査会風景
修論審査会風景


大学院入試

大学院入試は8月と2月の2回行われます。 このほかに春季推薦もあります。 推薦入試の場合は早めに意思表示することが必要です。

入試情報

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