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忘れ方にも 個性がある (続き) |
人それぞれの忘れ方、図解してみました。
横軸は経過時間です。
経過時間は つらいことがあった日 から 今日まで の時間ですから、
(経過時間)=(今日)-(事件のあった日)
ですよね。
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すっぱり忘れるタイプ
事件当日 経過時間
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いつまでも根に持つタイプ
事件当日 経過時間
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後でショックがのしかかるタイプ
事件当日 経過時間
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ショックがぶり返すタイプ
事件当日 経過時間
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これらは個人の忘れ方を表すので
wasureru の 頭文字を取って w と名づけましょう。
忘れ具合は経過時間によって変わるので、
経過時間の関数として
w(経過時間) のように書くと良いですね。
重大事件ならこれに大きな値を、
些細な事件ならこれに小さな値を
掛け算することになります。
事件の重大さはその時によって違うので、事件の日時の関数として
f(事件日) と書くことにしましょう。
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昔の大事件より 今日の些事 |
忘却を表す曲線にはいろいろあっても、
基本的にだんだん減っていく性質のものですから、
いくら大事件でも、昔の出来事であれば
だいぶ忘れています。
それより、
ついさっき起こった些細な出来事の方が、
今はダメージが大きい、ということがありますね。
「3歳の時に三輪車ごと川に落ちて大変だった」
という命に関わる大事件よりも、
「靴下の穴をさっき他人に見られた」なんてことの方が、
今の自分には大事かもしれませんよね。
事件としては小さくても、経過時間が少なくて、
まだ余り忘れてないからです。
経過時間
川に落ちる 靴下の穴
(大事件) (小事件)
続く
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