東北工業大学 情報通信工学科 中川研究室


情報通信工学セミナー1
高校の後輩に送る、1年生の大学生活レポートです。

■高校の時に考えたこと

私は仙台城南高等学校(旧名:東北工業大学高等学校)の電子科出身の工大生です。 高校では成績はクラスで3年間ずっとトップで電子科ではほぼ毎回2位でした。 それでも私の授業態度は真面目に授業受けているように見えて真面目に受けていませんでした。 ノートはしっかりととってテキトーに先生の話を聞いていてほとんど授業内容は頭に入っていない、 そんな感じで授業をテキトーに過ごしていました。 でも、テストは簡単なので前目にしっかり勉強をやれぱ簡単に高得点を叩き出せました。 そして私が2年生後半になってやっと進路について考え始めました。 私は、大学は出ておきたかったので進学というのは決めていました。 成績が良かったので指定校推薦を貰えぱ進学先はそれなりに幅があったのですが、 進学となると最初に思いっいたのが東北工業大学でした。 城南と工大が連携していたというのもあります、ですが 工大以上の大学は身の丈に合っていないと思ったからです。 もっと上の大学を選んで入学までに頑張って勉強するという選択肢はあったのですが、 今までの自分を振り返るとそれは無理なことがわかったのでそれはやめました。 そんなこんなで推薦でこの東北工業大学の工学部の情報通信工学科に入学しました。

■実際に入学してみて

正直、私はこんな高校と連携してるぐらいだから工大なんて卒業するくらいなら簡単だろと思っていました。 でもそんなに甘くないみたいです。いや余裕だろと思っている人は入試間題を解いてみてください 城南生が工大の入試間題を解いても95%以上の人が合格点に満たないでしょう。もちろん私もです。 先ほど私はこの大学が身の丈にあっている的なことを言っていましたが正直いっぱいいっぱいです。 高校の時も全然勉強してこなかったせいです。 授業では電子科ではやっていない数IIIもあって理解するのが大変です。 そのかわりC言語はやっているので今のところだいぶ余裕があります。 まだテストを受けていないので詳しくはわかりませんがしっかり勉強しなきゃ単位落とす これぐらいしかはっきりわかりません。

■目分がどう変わったか

特に変化はないのですが講義(授業)中寝るということが一切なくなりました。高校の時は暇すぎて うとうとしたり寝たりといったことがあったのですが、大学ではほとんどそういう暇がなくなりました。

■アドパイス

まず数学の基礎的なことはできるようになっておいたほうがいいです。 城南レベルで数学が苦手といっている人は工業系ではだいぶ厳しいと思います。 C言語は2ヶ月経った今の時点でif文、while文、switch文、for文と 高校でやったことをすべてやったので自分で授業以上の範囲を勉強しているといいかもしれません。 プログラムを書くというのは実習で毎回必要になるので書くことに慣れていたほうがいいと思います。 あと分からないのに分からないまま放置して寝るというのは本当に大変なことになるので寝ないように。 城南生はテスト勉強すらまともにしないでテストを受ける人が居ますが大学でそれをやったら 確実に単位を落とすので勉強はしっかりしないとダメです。 工大は城南の授業スピードの比じゃないので授業に追いつけるように頑張ろう。


高校の時思い描いていた大学

私は大学とは遊んだり、バイトをしたり、サークルの仲間と遊びに行ったりして とても楽しいところだと思い描いていました。でも、実際は勉強がとても難しくなり 授業だけ受けていたのではとてもついていけるレベルではないと思いました。 私はアルバイトを始めて勉強がおろそかになっていた部分もあります。 予習復習は必ずしておくべきだと感じました。 勉強以外では、思い描いていた通りとても楽しいです。

大学に入って変わった自分

私は、高校の時までは食べたものはそのまんま、着替えも部屋に置いたまま、 夜は遅く寝て昼まで寝ているという不規則な生活を送っていました。 ですが、大学に入学してから変わった自分がいます。 早寝早起きを心がけ、朝は犬の散歩に行き、食べたものはしっかり片付ける習慣が いつの間にか身に付きました。アルバイトも始めて おこずかいも自分で稼げるようになりました。

キャンパスライフ

我が東北工業大学では、八木山キャンパスと長町キャンパスがあります。 私の学科ではいつも八木山キャンパスで授業をやるわけではなく 週に1回は長町キャンパスでやることになっています。 授業は90分と非常に長いですが集中して聞いていれぱあっという間に終わります。

後輩へのアドバイス

後輩に伝えたいことが何点かあります。それは、しっかりと勉強をして 大学でついていけるような能力を身に付けて欲しいということです。 大学に入ってから気が付くのでは遅いのでしっかりと学習して欲しいということです。 それから、大学生は遊びすぎている。というイメージを持っていると思うが それのイメージは一切捨てて欲しいと思います。遊んでいるように見えるが 家ではしっかり学習しているということです。 それを知った上で大学に来て欲しいと思います。

   「道」
  道はじぶんで
 つくる
道は自分で
 ひらく
人のつくったものは
じぶんの道には
ならない
   みつを

 夢は
でっかく
根は
 ふかく
   みつを

私が大好きな相田みつをさんの詩を載せました。
どちらもとても深い意味があると思いました。
特に好きなのが下の「夢はでっかく根はふかく」です。
夢をでっかく持ちだが、それのために一生懸命努力をする。
とても心に残っています。
後輩達にも道は白分で切り開いて、夢はでっかく持ち、 そのための努力もしっかりして欲しいと思います。
輝く未来のために。


・高校の時考えていたこと

高校の時の大学生のイメージは、「自由」、「楽しい」、「頭がいい」などのプラス面のイメージと、「友達関係」や「自己責任」などのマイナスなイメージがあった。
また、しっかり勉強がついていけるかという不安も持っていた。

・実際入ってみて

自己責任は常に纏わりついていることを実感した。授業をさぼると全くついていけず、 課題も出さないと単位に直接関わってしまう。高校の時考えていたことよりも、結構厳しい世界にいると思う。
それでも私は、新しい友達と楽しく新鮮な毎目を送っている。

・自分がどう変わったか

高校の時と比べて、積極的になったと思う。なぜなら、これから生活していくうえで 友達や先輩は欠かせない存在だ。自分から声をかけて輸を広げるというのは大事だし、 自分を変えるチャンスだと思い、意識している。

後輩へのアドバイス

1):高校の時のイメージをそのまま持ち続けると後で痛い目を見ることになるかもしれない。 実際、高校よりも厳しい生活だと思う。
2):予習復習は単位を取るために最低限やらなきゃいけないことなので、 欠かさないようにする。
3):高校生のうちに基礎学カをきちんとつけないと大学の講義にはついて行けない。 (私もついて行けてない教科もある。)
4):メリハリをつけることが大事。
5):友達関係は大切に。


・高校の時に考えていたこと

私が高校の時は、大学は高校と違って出会いがあると思っていました。 ですが、思っていたほど変化がなく“ほぼ男子校”というイメージ、まさに仙台工業のような現実でした。

・実際入ってみて

実際に東北工業大学に入ってみて、勉強面は高校の時ほど簡単ではないイメージを持ちました。高校の頃のように一夜漬けでなんとかなるさではなく、しっかりと授業の予習復習を今まで以上にしていかなければならないと思いました。

・自分がどう変わったか

今までと比べて、生活リズムがきっちりとしたかなと思っています。大学まではバスを乗り継ぐため時間がかかってしまうので早寝早起きが習慣になりました。

・アドバイス

私からのアドバイスは、授業で習った専門分野を高校生のうちに“わからない”を無くす努力をしたほうがいいと思います。そのためには、予習・復習を心掛け自分のニガテを見つけることが大事だと思います。
私は高校の頃に免許を取得しなかったので大学に通いながら空いた時間に自動車学校に通っています。大学ではサークルや金銭面的にアルバイトを始める人も少なくはないと思うので、早めに免許は取っておくといいと思います。

・写真

写真は東北工業大学の八木山キャンパスの写真です。高校と比べて、でかい!広い!きれい!と感じると思います。両キャンパス共に山の方なので自然が多いのが魅力だと思います。仙台工業の皆さんの参考になればと思います。


序章

東北工業大学は東北の中でも歴史のある工業に特化した有名な大学です。 そんな東北工業大学、略して工大がどれだけ凄い所か、 今回は八木山キャンパスの設備を紹介します。

第壱章 数多に分裂された屋舎

そうなのです。工大は校舎がいっぱいあるのです。だからいちいち移動教室がたいへn ・・じゃなくてそれぞれ特徴があってとてもおもしろいです、はい。ではいくつか説明いれ ますね。

・一号館

一号館には学務・学生課や保健室、大きな講義室などがある三階建ての建物です。 一階にはパソコンが何台か置いてあり、学生が自由に使うことができます。 課題をやっている人もいれぱ、艦コレやっている人も…げふんげふん。

・八号館

八号館には'庸報処理演習室なるものがあります。高校でいうパソコン室です。 工大には二つあります。しかも100人くらい入るでっかいのが。 そのほかにもメディアカフェというものがあります。こっちも同じようなものです。 工業大学なだけあってパソコンの数が尋常じゃないです。 工大に入ったことを実感できる場所でもあります。

・十号館

十号館は環境エネルギー学科が主に使う場所です。だがしかし、一階には大きな休憩 スペースがあり落ち着くすまらしい空間です。しかもピアノあるし。 弾いている人見たことないけど。

いったいいくつ校舎あるのだ、と思ったそこのあなたに教えてあげましょう。10個です。 そうです、なんと校舎が1O個もあるのです。すごいでしょ?しかもほとんどの校舎にエレ ベーターや白動ドアがついていてまるで学校じゃないみたいですよー。

第弐章 午刻に幕引きされる避けられない抗争

それでは食堂についてお話しますね。メニューはカレー、定食、麺類をはじめとして、 おかず単品や豚汁などもあり、購買部も併設されているので、食べたいものを食べれます。 しかもおかず単品のなかには、サラダや冷奴、ハンバーグ、ナスの素揚げ(個人的に好物) などなど、種類が豊富。値段は国民の味方、半田屋と同じくらい。やさしいね。 高校のときより充実したお昼を楽しめそうですよ。カップ麺うまー。

終章

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。かなり偏った紹介でしたが、 大学の雰囲気をちょこっとでもわかってもらえれぱいいんじゃないでしょうか? では、今回はこの辺で失礼します。


1.高校のときに考えていたこと

私は高校1年生の時に総合学習の授業の一環である職場訪間でゲームプログラムに 携わる会社に行き話を聞いて以降ゲームを制作する仕事に携わりたいと思っていました。 高校卒業後は専門学校に行って学ぶべきか大学に行って学ぶべきか悩みました。 しかし専門学校は1つのことをより深く学ぶことが出来るのに対して大学の方が幅広く 色々な分野を学ぶことが出来るのではないかと思い大学に進学をすることにしました。 この大学で情報通信工学科を選択したのは「ソフトウェアを学べる学科が良いな」と思った結果です。

2.実際に入ってみて

実際にこの大学に入って驚いたことは以下の三点です。
(1)学期ごとに取得出来る単位数が決まっていること
(2)赤点の条件が高校の時より厳しいこと
(3)高校までに学習した内容をもう一度学習しなおす教科があるということ
特に(3)に関しては入学当初「今までの学習内容を復習するための教科はなんのために あるのだろう」と思っていました。 しかしこのような科目は今後情報通信について学んでいくにあたって 基盤となり大変重要なものであること、学生の中には工業高校出身で 数学を詳しく学んでこなかった者や高校時代に物理を選択しなかった者がいることが 分かったのでこれらの科目は必要なものなのだなと理解することが出来ました。

3.自分がどう変わったか

勉強に関しては専門科目を学んでいる時に今までよりも将来の夢に直結する内容を 学んでいるのだなということを強く実感します。それにより高校までと比べて 自身の勉強に対するモチベーションが上がってきているなと 感じることが出来るようになったのが大学に入っての1番の変化だと思います。

4.アドバイス

大学の授業で苦労しない為に数学、理科、英語はしっかり勉強しておいた方が良いと思います。 特に情報通信工学科を目指している人がいるとしたら「解析演習」という教科で より詳しく学ぶことになる微分・積分を大学入学前にしっかり復習しておくことを強くおすすめします。


・高校生の時の大学のイメージ

高校生の頃は大学というと暇な時間が沢山あり、どちらかというと高校よりも勉強に集中せず、サークルや遊び中心に生活している学生が多いという印象を持っていた。

・実際入ってみて

高校生の時のイメージとは完全にかけ離れていた。授業数においては大学の方が少ないが 1講義における時間は90分とかなり多くなった。「単位」という制度があり、単位が貰えなければ進級することが出来ない事がある。毎日出される課題もきちんとこなさなければ、進級にもかかわってくる。特に必修科目は必ず単位を取得しなければならないので高校時代よりも緊張感が増したと感じる。規制が緩やかになり今までよりかなり自由になったことも特徴的であった。

・自分がどう変わったか

進学に伴って一人暮らしを始めたという影響もあるが、「自主性」が身についてきていると感じる。講義や奨学金等の情報は自分で掲示板で確かめる必要があるし、予定も自分で組んでいかなければならない。今までは受け身になって生活していてもさして影響は無かったが大学は自分から行動していかなければ成り立たたない。課題や勉強を進んでやるようになったと思う。

・アドバイス

高校生のみんなにはなぜ大学に入るのか考えて貰いたい。自分のやりたいことが見つかれば自ずとやる気が湧くし、大学生活にも張りが出るからだ。後悔しないように自分の人生を決めて行って欲しい。

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