c言語プログラム作成の初歩

(1) やりたい仕事は
 main( )
 {
  ここに書く;
 }

  注: それぞれの仕事の最後に ; を書く。
  注: プログラムは普通小文字で書く。

(2) せりふを 出力
    printf(" せりふ \n" );

\nとは、ここで改行(newline)という意味

(3) printf というfunction(functionという言葉は機能という意味だが,関数と訳される)を使うためには、
   main()の前に、この関数を事前に紹介しておく必要がある。

   printf などの標準的(standard)な入出力(input/output)の
   functionの紹介をまとめて行うのが
# include <stdio.h>                      すごく簡単なプログラム例

(4) 変数は、使う前に「宣言」する。

変数には種類(型)があり、整数と実数は区別する

2 byte(16bit)で書ける -(2の15乗)から+(2の15乗-1)までの整数はint
   int i, j;
普通(4 byte = 32bit) の実数はfloat
   float a;
倍精度(8 byte = 64bit) の実数はdouble
   double x, y;

(5) 右辺で計算した結果を 左辺に 代入する。 代入には「=」を使う。
左辺は 代入先なので 必ず変数が一つだけ入る。
    足し算+ 引き算− かけ算* わり算/ わり算した余り%
例 a = 5 ;    
      aに5を代入  
 
例 c = a + b;    
      cにa+bの計算結果を代入
  
「=」は「等しい」という意味ではなく、右辺で計算した結果を 左辺に代入する という意味。
c = c + 1;
c+1の計算結果をcに代入し直す。c++と同じことになる。

(6) 数字を出力したいときの printf
整数を書くなら、" "の中は、%桁数d
int a,b;
printf( "%4d\n", a ); これでaを4桁で書く

実数を書くなら、””の中は、%桁数.少数以下の桁数f
float x;
printf( "%6.4f\n", x ); xを1.2345のように、全体を6桁(小数点も数える)少数以下4桁で書く

せりふと混ぜても良い
例 printf( "x= %f kotae= %f \n", x,y );

double y; 倍精度の出力も同じ
printf( "%10.6f\n", y ); yを 1.234567のように、全体を10桁(小数点も数える)少数以下6桁で書く

(7) 数値の入力

整数型のとき
int tensu;
scanf( "%d", &tensu );      整数型のときは "%d"
(&読みたい変数に &をつけることで、変数をいれる「場所」=アドレス を指定)

桁数指定したいときは "%桁数d", &読みたい変数

実数数型のとき
float taiju;
scanf( "%f", &taiju );       実数型のときは %f

桁数指定したいときは "%全体桁数.少数以下桁数f", &読みたい変数

倍精度実数数型のとき
double xx;
scanf( "%lf", &xx ); 倍精度の入力のときは %lf  <----ここ間違いやすい

桁数指定したいときは %全体桁数.少数以下桁数lf &読みたい変数
つづく