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ここで 掛け算してみましょう。
( f )
( g )
=
∫x=o∞ e-sx f(x) dx
∫y=o∞ e-sy g(y) dy
前半は x の、後半は y の関数で、お互い関係ないです。結果をただ掛けただけ。
=
∫x=o∞ e-sx f(x) dx
∫y=o∞ e-sy g(y) dy
関係ないので、違う色にしてみました。
ここで、xの関数の部分は、後半の y の関数の部分にとっては
定数も同然ですから、積分の中に入れても構わず、
=
∫y=o∞ e-sy
∫x=o∞ e-sx f(x) dx
g(y) dy
さらに、 e-sy と g(y) は、
内側のxの積分にとっては
定数も同然ですから、積分の中に入れても構わず、
=
∫y=o∞
∫x=o∞ e-sx
e-sy
f(x)
g(y)
dx
dy
できた式をしみじみ見ると、
=
∫y=o∞
∫x=o∞
e-s(x+y) f(x) g(y) dx dy
e-s(x+y) f(x) g(y)
という関数を、x:0 →∞, y:0 →∞,という2次元空間で重積分することを示しています。
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102 103 = 105
e-sx e-sy = e-s(x+y)
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