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解析 I (1回目)関数の増加率
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情報は、伝えてこそ意味があるもの。伝えるためには、
音声とか、電波のように「変化するもの」で伝えます。
変化するものを、「変数」
変化しないものを「定数」といいます。
変数のうちでも、「時間」のように、自由に変わっていくものを「独立変数」といいますが
時間によって変わる、とか、場所によって変わる、とか、
ほかの変数が変わると、それにつれて変わっていくものを「関数」といいます。
関数 \( f(x)\)
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気温によってアイスの売り上げが違うとか
作りたいプリンの個数によって必要な卵の数が決まるとか
重さによって郵便料金が決まるとか
x がわかれば y が決まる、っていうとき
y は x の関数 といいます。
英語だと function of x
ファンクション とは、機能、とか働き、とかいう感じです。
書くのがめんどくさいのでこれを f( x ) とかきます。
プリンの個数が決まれば必要な卵の数が決まるので
必要な卵の数は作りたいプリンの個数の関数
行き先がかぶっても
プリンの個数 xが決まれば必要な卵の数 yが決まるので
必要な卵の数 yはプリンの個数 xの関数
重さによって郵便料金が決まるなら
郵便料金 y は重さ xの関数
このように、行き先が一つに決まるのを「一意対応」といいます。
こころ(意)は1つに決まる。(だけど1対1とは限らない、、、
好きな人がかぶってしまうのはしょうがない)
しかし!同じ重さなのに郵便料金がまちまちだと
困ります。
この図では、重さ100g のとき
郵便料金が1つに決まっていません。
140円なの?210円なの?これじゃ苦情が出ますよね
これでは「一意対応でない」ので
郵便料金 y は重さ xの関数とはいえません。
- (教科書p.2)
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要点は「関数とは一意対応」
一つの x に対してただ1つの y がきまる
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