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解析 I (1回目)関数の増加率
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簡単な関数の例
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時間 0 分に 0 [km] からバイクで出発して
時間 10 分には 5 [km] の距離まで行けるなら
時間 20 分には 10 [km]
時間 30 分には 15 [km]
時間 40 分には 20 [km] の距離まで行けますよね
グラフにかくとこんなかんじ
0分から10分までの10分間に 0 [km] から 5 [km] まで進むので
1分あたりにすると 0.5 [km/分] になりますね。
\begin{align}速度 v = \frac{5 [km]}{ 10 [分]} = 0.5 [km/分]\end{align}
速度 velocity の頭文字をとって $v$ とかきました。
この10 [分]というのは、
x = 0分 から x = 10分 までの、 x の増えた分です。
x の増分を\(\Delta x\)と書き、
デルタx と読みます。
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5 [km]のほうは、
y = 0 km から y = 5 kmまでの
y の増分 \(\Delta y\)
デルタy と読みます。
速度というのは
距離$y$ の増分 \(\Delta y\) を
かかった時間 つまりx の増分\(\Delta x\)で割ったものですね
\begin{align}速度 v = \frac{\Delta y}{\Delta x} \end{align}
この右辺を y の増加率といいます。
このグラフの別の時間、
x = 20分 から x = 30分 までをとってみると、
\(\Delta x \) = 30分 - 20分 = 10分
\(\Delta y \) = 15km - 10km = 5km
なので、増加率はやはり
\begin{align}増加率 \frac{\Delta y}{\Delta x} = \frac{5 [km]}{10 [分]} = 0.5 [km/分]\end{align}
さっきと同じ速度でした
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