-
\begin{align}
\sin{\theta }= \frac{高さ}{斜辺} , \quad
\cos{\theta }= \frac{底辺}{斜辺} \quad
\end{align}
より
\begin{align}
{高さ}={斜辺}\sin{\theta }, \quad
{底辺}={斜辺} \cos{\theta }
\end{align}
これをピタゴラスの定理
底辺2+高さ2=斜辺2
に代入すると
\begin{align}
({斜辺} \sin{\theta })^2 +
({斜辺} \cos{\theta })^2 = {斜辺}^2
\end{align}
\begin{align}
{斜辺}^2 (\sin{\theta })^2 +
{斜辺}^2 (\cos{\theta })^2 = {斜辺}^2
\end{align}
両辺を斜辺2で割ると
\begin{align}
(\sin{\theta })^2 +
(\cos{\theta })^2 = 1
\end{align}
これがとてもとても便利なのでいろいろなところで使います。
複雑な式が、これを使うと超簡単になったりします。
ぜひ使ってください。(教科書p16定理1.1)
ちなみに、
$(\sin{\theta })^2$ のことを $\sin ^2{\theta }$ 、
$(\cos{\theta })^2$ のことを $\cos ^2{\theta }$ と
書いていいことになっているので
\begin{align}
\sin ^2{\theta } +
\cos ^2{\theta } = 1
\end{align}
と書くことが多いです。
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